ダイエットの目安のBMI値
ダイエットの目標になるのが「標準体重」と呼ばれるものがあります。一般に知られている標準体重を計算する式には次の2つがあります。
標準体重=(身長〔センチメートル〕-100)×0.9
標準体重=身長〔メートル〕×身長〔メートル〕×21.5
この標準体重と言うのは、「その身長の人が最も病気になりにくく、長生きできる体重」と言えます。この体重を維持する限り、統計的に健康に最も近いのです。
ただし、細めをありがたがる現代の若い女性には、この体重では満足できないではないでしょうか?現在の美意識ではこの数値ではちょっと太めです。
減食でも一日三食は守りましょう
摂取エネルギー過剰による単純性肥満なら、かなり高度の肥満者でも、厳重な食事療法を行えば確実に減量できるでしょう。
この基本となる食事は低エネルギー食であり、今までの食事量を減らすことになります。しかしこの場合、単純に減食、絶食するのではなく、栄養のバランスを保って行わなければ危険です。
減食のポイントは第一に「間食を絶対に控える」ことが大切です。主に減らしたいのは体質で、糖分を大量に含む菓子類、次いで果実を減らす必要があります。
また早食いにも太る原因があります。早食いすると、脳の満腹中枢が完治する前に食物をとるために過食になりやすいと言われています。
またそれ以外にも、食べ物が十分にかみ砕かれずに胃腸へと送り込まれるために内臓に負担がかかります。ゆっくりとよく噛んで食べることが大切なのです。
一度にまとめ食いすることも太る要因となります。同じ食事量でも一日三食と、二回に分けてとった場合では、まとめて多く食べた方が肥満になる傾向があります。典型的な例としては相撲取りの食事があります。彼らは一日に食が基本なのです。
さらに就寝前の食事もいけません。食べた後に体を動かしたり頭を使ったりしてエネルギーを消費することがないため、取ったものがそのまま蓄積されやすいのです。
食事の30分前に生野菜を食べると原料の大きなポイントになります。食事の30分前奈良お腹が空いているので、生野菜があまり好きでない人でも案外おいしく食べることができます。それに30分時間を置くと、ある程度、お腹が満たされ本番の食事量を減らすことになり一石二鳥です。
濃い味付けにするとどうしても酒食を多く食べてしまうので、できるだけ薄味になれるようにしましょう。よく噛みながら材料が持つ自然の風味を味わうようにすれば、食事量も意識せずとも減ります。
実行するためには、バランスの良い食物を組み合わせることも大切です。溶質のタンパク質を多く含む魚、肉類、大豆とその加工品、卵、牛乳、乳製品、ビタミン、ミネラルを多く含む野菜、いもるい、くだもの、などを適量にとることが大切です。
また、たとえ高度の肥満であっても、最初だから急にカロリーと低下させるのは危険です。今まで大食いしていた人は、おそらく2300~2800キロカロリーの食事量をとっていることが多いですが、急に半分以下に減らしたりするのではなく、徐々に減量して体を慣らし、まず軽度の1600キロカロリーぐらいに近づけるように努力して、さらに原料が必要な人は様子を見ながら800~1200キロカロリーまで落とすようにしましょう。
アルコール類はダイエットの上で陥りやすい失敗例です。食膳の飲酒は食欲をそそり、一相過食に繋がりやすいのでできるだけ避けるようにしましょう。
普通の生活をしていている成人の場合、必要とされる総カロリーは30から35カロリー×標準体重です。
ただし、これはあくまでも基準であって、人の基礎代謝量は精神状態、仕事、胃腸の調子、食事の仕方、など様々な要因で変化するので注意が必要です。
エネルギーの消費は脂肪組織以外で行われるので、体重が同じ人同士でも筋肉で引きしまった人と、脂肪が多い人では違ってきます。